榎田基明
鉄骨造の咲あん上京、床はコンクリートです。
コンクリートを受ける鋼製のデッキに鉄筋を配置しています。
コンクリートを打設する前に、検査機関の中間検査を受けました。
外はけっこうな雨降り。建物内ですが、まだコンクリートを打っていないので雨が降ってきます。傘をさしながら鉄筋の上を移動します。
鉄筋の継ぎ手長さの確保や、補強、床段差のあるところの定着など修正箇所をなおして、明日から3日かけて床のコンクリート打設です。
榎田基明
鉄骨造の咲あん上京、床はコンクリートです。
コンクリートを受ける鋼製のデッキに鉄筋を配置しています。
コンクリートを打設する前に、検査機関の中間検査を受けました。
外はけっこうな雨降り。建物内ですが、まだコンクリートを打っていないので雨が降ってきます。傘をさしながら鉄筋の上を移動します。
鉄筋の継ぎ手長さの確保や、補強、床段差のあるところの定着など修正箇所をなおして、明日から3日かけて床のコンクリート打設です。
榎田基明
私たちのシェアオフィスの庭には様々な草木が植えてあります。毎日、2階のFuuの部屋から見下ろしてひと息ついたり、ランチの時間は1階のもえぎ設計さんJ’sさんとお弁当を食べながら庭を眺めたり。
夏の間にぐんぐん成長してジャングル化した庭ですが、朝からみんなで草抜きをしました。大変な量のようでしたが、さすが人数。気温が上がり始める前に終わりました。すっきり、さっぱり!
私は、間引かれたトクサとミントとラベンダーをもらって帰ります。うちの花壇にシェアオフィスからの株が無事に育つかな。
桜井郁子
高瀬川・一之船入のすぐ脇に建つ廣誠院を見学してきました。通常は一般公開されていないのですが、知り合いに声をかけてもらって、現在この建物を管理されている法人の方のお話しを聞きつつ見学しました。
この建物と庭園は、伊集院兼常によって明治中頃に造られたそうです。それまでの大きな仕事から身を引いて、本当に個人的な楽しみのために建てたので、子孫に残すつもりもなく、記録がほとんど残っていないのだそうです。この建物を堪能して満足したのでしょうか、実際に明治29年以降には土地・建物を手放しています。
高瀬川の水を池に引き込んでいて、普通であれば北から南へ流していくものなのでしょうが、ここでは流れを逆向きに感じさせるような石組みとなっています。また、狭くはないのにほどよく手の届く感じのする親密感とか、空ではなくて庭を見て欲しいと言っているような深い軒などにも、作り手の思いがこもっているようで、想像するのも楽しいものでした。
夏の終わり、蚊の襲来をよけつつ、まちなかの喧噪から離れての静かなひとときでした。
榎田基明
足場とシートで囲まれて、外からは中の様子が見えなくなりました。竣工間近までこのままです。
シートの中では鉄骨建て方が終わり、柱と梁が組み上がりました。
床を作るために、鋼板の上に鉄筋を配筋しています。それぞれの階の配筋ができるとその上からコンクリートを打って、コンクリート製の床を作っていきます。
通りに面した東面から見上げたところ。バルコニーの裏側です。
軒裏の仕上げをして、化粧垂木で飾って、広場の軒先になります。
桜井郁子
京都の近代建築を考える会の見学会で、近代和風住宅を見学してきました。
事務所兼住宅として建てられたため、表の間は執務室となっていますが、奥は町家そのままの平面。だけど、あちらこちらに近代和風の工夫や新しい設備が顔を覗かせています。
2階には暖炉のある応接間があり、暖炉の脇に煙突のようなものが見えました。暖炉は電気式のはずなのにおかしいなぁと思ったら、どうやらクールチューブ(地下から涼しい風を取り込む空気の通り道)のようです。
暖炉をよく見ると、正面の壁には鳥のレリーフのような焼き物がはまっています。何とも愛らしい姿です。暖炉のフレームとなる部分には葉っぱをかたどって焼いたタイルが貼られています。
表通りに面した窓ガラスも食器戸棚のガラスも当時のまま、使い続けられてきたようです。
見学を終え、近くのカフェに向かう途中、高瀬川にかかる橋です。石橋の補強のために添えられた鉄骨の、なんとも味わい深いサビ具合がいい色だなと思って写真を撮りました。しかし、石橋と鉄骨とどちらが古いのか見間違えそうです。塗装をし直した方がいいと思います…