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こちらもイメージ一新

榎田基明

一昨年から龍谷大学にも非常勤講師で行っています。

深草キャンパスに今春、新学舎「和顔館(わげんかん)」がオープンしました。地上部は教室と先生の研究個室、“ラーニングコモン”という自由に使える学修スペース、地下が図書館です。

写真:龍谷大学深草キャンパスの新学舎「和顔館(わげんかん)」

外壁はほとんどがガラス張りで学生や先生、職員の動きを「見える化」するのがコンセプトの一つだそうです。確かに中の様子がよく見えます。講義中の教室も先生の研究個室も、内からも外からもすべて丸見えでなんだか落ち着かないという声を良く耳にします。また、中が見通せるので入りやすさはありますが、ガラスばかりなのでどこが建物の入口なのかがわかりにくいとの話しもあります。「慣れ」の問題かもしれませんが、どうなんでしょうか。

写真:龍谷大学深草キャンパスの新学舎「和顔館(わげんかん)」

大学校舎の「見える化」は全国的な傾向なので、いずれこれが普通になるのかもしれません。流行の一環なのか建物の一角には「学内スターバックス」もあります(学内といってもスタバのウェブサイト・店舗情報にも載っていて誰でも入れます)。

写真:龍谷大学深草キャンパスの新学舎「和顔館(わげんかん)」にオープンしたスターバックス

深草の龍谷大学と言えばレンガ色の建物が並ぶ重厚な印象を強く持っていましたが、これからイメージが一新されていくかもしれません。

モザイク教室

桜井郁子

昨年よりモザイク教室に通い始めました。月に一回、黙々と製作に励んでいます。タイルをパチパチと割って思うがままに並べていく、隙間に合わせるようにカットする、そのカットがぴったりはまったときの“ヤッター”な感じ、独特の気持ちよさがあります。

写真:モザイク教室

今回、教室主催の作品展に参加することにしました。今年のタイトルは「森」。教室に参加する生徒たちが、決められた大きさでそれぞれの「森」を製作し並べるというものです。

写真は作り始めた頃、とてものんびりと作業しています。そういうのんびりの積み重ねがたたって、今は仕上げに追われています。

私はタイルを使っていますが、ガラスでモザイクしている人も多く、きらきらと華やかです。個性の表れる作品が並んだ様子は、一体どんなことになるのでしょうか。もしお時間がありましたら覗いてみて下さい。

新学期

榎田基明

今週から非常勤講師をしている佛教大学の授業が始まりました。社会福祉学部で「福祉フィールドワーク」という科目を担当していますが、気づけば11年目になります。

現場に行くことがフィールドワークの基本ですが、学生数(100名を超えた年も)や施設の受け入れ態勢などの都合で春期は”現場に行かない”フィールドワークになっています。1回生なのでまずは現場で体感してもらいたいのですが、なかなかそうはいきません。

写真:「カフェ紫野」北区紫野学区で月2回開かれているお年寄りの交流の場

「カフェ紫野」北区紫野学区で月2回開かれているお年寄りの交流の場(昨秋の授業でボランティア体験)

秋期は人数が減るので福祉施設などの見学ができるようになりますが、かつて受講生が見学先の施設で働いていたりして思わぬ再会があります。こちらは1科目しか担当していないので年度が終わってしまえばもう会うことはほとんどありません。顔も名前も覚えていないのですが、学生の方は意外に覚えています。「授業を受けました」と年度と名前を聞いて「そういえば居たような…」という感じです。1回生の時しか知らないので本当に見違えるというか成長しているのを実感します。さて4、5年後はどうなっているでしょうか。

春休み明けてびっくり

榎田基明

週に1度だけ非常勤講師で佛教大学に行っています。社会福祉学部で、将来福祉分野に進もうとしている学生さんに、福祉施設のことをいろいろ話しています。

今日は今年度初めての授業でした。学校って年度明けの4月は独特の賑わいがありますね。そして、春休みをはさんで約3ヶ月の間に、学内の改修工事が随分進んでいて、野外ステージのあるこんな広場が出現していました。

写真:佛教大学の新校舎と広場

さらにびっくりしたのは、パウダールームまであるトイレの立派さ。身障者トイレも完璧です。

写真:佛教大学新校舎のトイレ

私の持つ大学のイメージがかなり刷新されました。

さくらの春

榎田基明

写真:本山本満寺のしだれ桜(撮影:2015年3月31日)

本山本満寺のしだれ桜(撮影:2015年3月31日)

自宅近くの本山本満寺のしだれ桜が見事に咲いています。普段は観光で訪れる人は少ないですがこの時期だけは別です。桜が終わるとまた静かな境内になります。
満開の桜の下では次の主役の牡丹が準備をはじめています。

写真:会津の春 桜を背景に泳ぐ鯉のぼり(撮影:2006年5月4日)

会津の春(撮影:2006年5月4日)

「入学式には桜」というイメージが一般的なようですが、私が育った栃木県北部では開花が4月20日頃で入学式に桜は咲いていませんので実感がありません。一山越えた福島県会津地方では1週間後のゴールデンウィークに満開になります。冬が長くて草木が芽吹くのが遅く、山里では4月に入ってコブシ(モクレンの仲間)が咲いた後、下旬頃から梅・桃・桜が一斉に花開きます。背景には鯉のぼりが泳ぎ、春を迎える雪国の喜びが感じられます。