投稿者「桜井郁子」のアーカイブ

モザイク教室

桜井郁子

昨年よりモザイク教室に通い始めました。月に一回、黙々と製作に励んでいます。タイルをパチパチと割って思うがままに並べていく、隙間に合わせるようにカットする、そのカットがぴったりはまったときの“ヤッター”な感じ、独特の気持ちよさがあります。

写真:モザイク教室

今回、教室主催の作品展に参加することにしました。今年のタイトルは「森」。教室に参加する生徒たちが、決められた大きさでそれぞれの「森」を製作し並べるというものです。

写真は作り始めた頃、とてものんびりと作業しています。そういうのんびりの積み重ねがたたって、今は仕上げに追われています。

私はタイルを使っていますが、ガラスでモザイクしている人も多く、きらきらと華やかです。個性の表れる作品が並んだ様子は、一体どんなことになるのでしょうか。もしお時間がありましたら覗いてみて下さい。

春の装い

桜井郁子

写真:室内履き 4月になり、室内履きを春夏仕様に変えました。 暑さ寒さも彼岸までと言われていますが、4月になってもまだ肌寒い日が続きます。それでもさすがに「もこもこ」は見た目にも暑苦しいかなと、思い切ります。 身軽になって再スタートです。

鳩時計

桜井郁子

事務所を借りるために下見に来た時、振り子のない鳩時計がありました。でもなんだかゴミにするのはもったいない感じです。パソコンに時間は表示されますし、携帯電話も時計代わりに使っていますから、事務所に時計がなくても別に不自由はしないのですが…

写真:鳩時計

それでもおもしろがって鳩時計を使ってみようと、シャープペンシルを振り子にしたら、なんだか調子よく動いてくれました。使い始めて1年半、突然おもりが落下して使用不能に陥りました。せっかくこの部屋で時を刻んできた時計だし、ちょっとお金はかかるかも知れないけれど、修理して使ってみようということになりました。同時に振り子も製作してもらいました。

それから半年。ある一定の長さまでおもりが下りてくると止まってしまったりして、ちょっと調子が悪いのかな?と思って再度、時計の修理屋さんに持ち込んでいました。先日、問題なく返ってきました。おもりの巻き上げ方にちょっぴり工夫がいるようです。そうした気遣いが、手間暇が、慌ただしい日常の清涼剤として気分を切り替えてくれます。

「市民が選ぶ文化財」選考委員会

桜井郁子

京都の近代建築を考える会が毎年顕彰している「市民が選ぶ文化財」。今年は12回目となります。市民が選ぶ文化財は、公的な文化財として登録や指定がされていないもののうち、市民が愛着を持っていたり応援をしたい建物を選び、プレートを贈って建物に貼っていただき顕彰するものです。

写真:「市民が選ぶ文化財」選考委員会会場

年明けから月1回程度で選考委員会を開催し、本日は第3回。今回の選考委員会の会場は、これまた市民が選ぶ文化財の候補となりそうな喫茶店です。こんな味わい深いところでお昼ご飯やお茶をしながら、選考委員会を開きつつ、合わせて近代建築に関する情報交換もできる、そんな有意義な午後を過ごしました。

篠山見学会

桜井郁子

新建京都支部の企画で、兵庫県篠山市を見学してきました。
昨年11月に京都で開催された新建の全国企画「全国研究集会」にて報告があって、ぜひ現地を見たいという方たちの企画が実現したものです。私自身はその報告は聞いていませんでしたが、面白そうなので気軽に「くっついて行ってみよう」と参加してみました。

町の中心部は重伝建に指定されており、武家町と商家町のそれぞれが特徴的なたたずまいを持っていて、この地域の歴史をよく表していました。建て替わってしまった家も町並みを壊すようなことになっておらず、また保存されている家も放棄されずに人が住み続けていて、丁寧に改修されていました。

写真:篠山武家屋敷群

もう一つ、山裾の集落・丸山地区へも訪問しました。ここで地元自治会長のお話しを聞きましたが、肩に力の入っていない感じがものすごく豊かさを感じました。丸山へはレンタサイクルにて往復、雨にも降られずよい一日を過ごしました。

写真:集落・丸山へのサイクリング

集落・丸山へのサイクリング