桜井郁子
新建京都支部の企画で、兵庫県篠山市を見学してきました。
昨年11月に京都で開催された新建の全国企画「全国研究集会」にて報告があって、ぜひ現地を見たいという方たちの企画が実現したものです。私自身はその報告は聞いていませんでしたが、面白そうなので気軽に「くっついて行ってみよう」と参加してみました。
町の中心部は重伝建に指定されており、武家町と商家町のそれぞれが特徴的なたたずまいを持っていて、この地域の歴史をよく表していました。建て替わってしまった家も町並みを壊すようなことになっておらず、また保存されている家も放棄されずに人が住み続けていて、丁寧に改修されていました。
もう一つ、山裾の集落・丸山地区へも訪問しました。ここで地元自治会長のお話しを聞きましたが、肩に力の入っていない感じがものすごく豊かさを感じました。丸山へはレンタサイクルにて往復、雨にも降られずよい一日を過ごしました。