桜井郁子
京都の近代建築を考える会が毎年顕彰している「市民が選ぶ文化財」。今年は12回目となります。市民が選ぶ文化財は、公的な文化財として登録や指定がされていないもののうち、市民が愛着を持っていたり応援をしたい建物を選び、プレートを贈って建物に貼っていただき顕彰するものです。
年明けから月1回程度で選考委員会を開催し、本日は第3回。今回の選考委員会の会場は、これまた市民が選ぶ文化財の候補となりそうな喫茶店です。こんな味わい深いところでお昼ご飯やお茶をしながら、選考委員会を開きつつ、合わせて近代建築に関する情報交換もできる、そんな有意義な午後を過ごしました。