投稿者「榎田基明」のアーカイブ

のいちご保育室1年点検

榎田基明

竣工して1年経った、のいちご保育室の点検にうかがいました。

のいちご保育室は、京都市が待機児童解消で進める家庭的保育事業の保育室としてスタートしましたが、今年度からは地域型保育事業A型に変わり、定員が5人から9人に増えました。大人数の本園とはまた違った、まるで家のような雰囲気の中、2歳までの小さな子たちがゆっくり過ごしています。

家では全然野菜を食べなかった子が食べられるようになったとか、布団でお昼寝できなかった子が、みんなとお布団で寝られるようになったとか、そんなお話もお聞きしました。

小さな子が、リラックスして挑戦できる、育ちあえる、すてきな保育室ですね。

写真:のいちご保育室

それにしてもかわいい!つい数年前は我が子もこんなおちびさんだったはずですが・・・忘れてしまってます。

「咲あん上京」既存解体工事が続いています

榎田基明

引き続き、旧建物の地階を解体しています。

写真:「咲あん上京」既存解体工事の様子

大きなコンクリートの塊は、ショベルカーの先端にブレーカーを取り付けて砕きながら、埃が舞わないよう水をかけながら取り出しています。工事が進むにつれて、さらに大きな塊が出てきて難航しています。解体工事は騒音振動が伴うので、できるだけ早く安全に進んでもらいたいところです。

写真:「咲あん上京」既存解体工事の様子

今日は、お隣の釘抜き地蔵さんの月一回の「地蔵しるこ」の日です。ご住職の法話があり、おしるこが振る舞われます。地蔵しるこの間、工事はストップして静かにします。

友人の事務所訪問

榎田基明

奈良で設計事務所を営む大学時代の友人に会って来ました。

女性二人、建築士とインテリアコーディネーターというペアで開設してもう8年。

奈良町にある、彼女の設計したケーキ屋さんも覗かせてもらいました。

写真:友人の事務所

同じ学生時代を過ごし、関西に戻って、仲間と建築事務所を運営して、子育て中で、と、共通するところが多い友人です。いろんな楽しい話や苦労話が出ました。

夢中で走っていると、つい気付かずに過ごしているけれど、貴重な日々です。

こちらもイメージ一新

榎田基明

一昨年から龍谷大学にも非常勤講師で行っています。

深草キャンパスに今春、新学舎「和顔館(わげんかん)」がオープンしました。地上部は教室と先生の研究個室、“ラーニングコモン”という自由に使える学修スペース、地下が図書館です。

写真:龍谷大学深草キャンパスの新学舎「和顔館(わげんかん)」

外壁はほとんどがガラス張りで学生や先生、職員の動きを「見える化」するのがコンセプトの一つだそうです。確かに中の様子がよく見えます。講義中の教室も先生の研究個室も、内からも外からもすべて丸見えでなんだか落ち着かないという声を良く耳にします。また、中が見通せるので入りやすさはありますが、ガラスばかりなのでどこが建物の入口なのかがわかりにくいとの話しもあります。「慣れ」の問題かもしれませんが、どうなんでしょうか。

写真:龍谷大学深草キャンパスの新学舎「和顔館(わげんかん)」

大学校舎の「見える化」は全国的な傾向なので、いずれこれが普通になるのかもしれません。流行の一環なのか建物の一角には「学内スターバックス」もあります(学内といってもスタバのウェブサイト・店舗情報にも載っていて誰でも入れます)。

写真:龍谷大学深草キャンパスの新学舎「和顔館(わげんかん)」にオープンしたスターバックス

深草の龍谷大学と言えばレンガ色の建物が並ぶ重厚な印象を強く持っていましたが、これからイメージが一新されていくかもしれません。

「咲あん上京」着工しました

榎田基明

サービス付高齢者向け住宅「咲あん上京」の新築工事が始まりました。

写真:旧上京病院の地下部分の解体作業 写真:旧上京病院の地下部分の解体作業

まずは、地中に残る旧病院の地下部分を解体していきます。この敷地に建っていたのは、戦後1954年から60年近く、地域に根づき地域医療を支えてきた上京病院です。

新しい建物は来年の1月に竣工予定です。地域の高齢者の住まい、地域の人たちの居場所になります。

60年前に作られた部分、その後増築された部分など、古い図面も残っていないので解体工事は想定で進んでいます。思いのほか厚いコンクリートスラブの塊が出てきました。