榎田基明
南側の隣地境界近くの地中から出現したH鋼とコンクリートの土留め壁。なかなか簡単には解体できません。土留め壁の向こう側は水やガラが多く埋まっており、無理に解体すると境界の向こう側の地面が崩れ落ちます。
施工会社の藤木工務店さんが、いろいろと工法を探ってくれて、仮設の山留め壁を埋込みながら、解体していく工法を採用しました。
この緑色の構造体で土が崩れてくるのを防ぎながら解体を進めます。これは、道路の下の配管工事なんかをするときに使う工法だそうです。
しかし、この工法でも全て撤去することはできず…今は状況を確認しながら、コンクリートの土留め壁を新設しながら、慎重に解体を進めています。工法を探ったり、杭や基礎設計内容を変更したりして、地中の難関をなんとかやっつけ、かわしています。
地下の解体工事は、今週でほぼ終了予定。来週からは杭工事に入ります。