投稿者「榎田基明」のアーカイブ

「咲あん上京」地中の難関も終わりに近づいています

榎田基明

南側の隣地境界近くの地中から出現したH鋼とコンクリートの土留め壁。なかなか簡単には解体できません。土留め壁の向こう側は水やガラが多く埋まっており、無理に解体すると境界の向こう側の地面が崩れ落ちます。

施工会社の藤木工務店さんが、いろいろと工法を探ってくれて、仮設の山留め壁を埋込みながら、解体していく工法を採用しました。

写真:土が崩れてくるのを防ぎながら解体を進める様子

この緑色の構造体で土が崩れてくるのを防ぎながら解体を進めます。これは、道路の下の配管工事なんかをするときに使う工法だそうです。

写真:コンクリートの土留めを新設しながら進める解体作業の様子

しかし、この工法でも全て撤去することはできず…今は状況を確認しながら、コンクリートの土留め壁を新設しながら、慎重に解体を進めています。工法を探ったり、杭や基礎設計内容を変更したりして、地中の難関をなんとかやっつけ、かわしています。

地下の解体工事は、今週でほぼ終了予定。来週からは杭工事に入ります。

キャンプ

榎田基明

毎年ゴールデンウィークは、大学時代の友人達で集まって2泊3日のキャンプをしています。関東から関西から集まるので、長野や山梨が集合場所になります。

京都に住む私たちにとっては、信州の景色はほんとに新鮮!間近に迫るアルプスの山々。広葉樹の新緑。京都の北山杉の山では味わえない、溢れかえる黄緑色に、今年も5月を満喫しました。

写真:キャンプの様子

それぞれの家庭の子ども達も年々大きくなって、大人同様再会を喜び、自然の中で次々を遊びを繰り広げていました。木々の切れ端で何か組み立てたり、焚き火でバウムクーヘンを作ったり、ハンモックで大はしゃぎしたり、火の番をしたり…

写真:キャンプの様子

テントを張って寝る場所を作り、火を起こして山の湧き水を使ってゆっくり調理して、「美味しいなぁ」といいながらみんなで食べて、夜は火を囲んで夜空を眺めて。

ずっと外にいて自然を眺めて過ごした3日間。

写真:キャンプの様子

生きるために必要なことだけを時間をかけてするって楽しいですね。

今回は、人はそういうことに喜びを感じるようにできてるんだなぁと、再発見したキャンプでした。

メーデー

榎田基明

なんともいい天気。今年も暑かったです。

写真:メーデー:建交労女性部の手づくり横断幕

建交労女性部の力作(Fuuは折り鶴のほんの一部を折っただけですが…)の横断幕を持って、二条城を出発。道行く人に横断幕をアピールしつつ堀川通~四条通~烏丸通と、東本願寺まで。

横断幕賞があるとか無いとか!?選ばれるかなぁ…

「咲あん上京」手強い既存解体工事

榎田基明

予想外に大きな塊が次々と現れている、地中の解体工事です。

それでも大方の解体が終わったかと思ったら今度は、南端からH鋼の土留め壁が出てきました。

写真:「咲あん上京」手強い既存解体工事の様子

昔、地下の増築工事をした時に、隣に建っていた住宅に影響が出ないように、土中に鉄骨とコンクリートで土留め壁を作っていたようです。6m以上の深さがありそうです。ショベルカーで掘っていますがビクともしない、今となっては憎い壁。

今回の工事ではちょうど、地中杭を設置する位置にあたります。杭の位置を少しずらすことで解決できるのか、連休も挟むので、急いで検討です。

「サテライト今宮」見学

榎田基明

佛教大学の社会福祉学部の学生さんを連れて、毎年、施設見学をさせて頂いています。

写真:「サテライト今宮」見学

社会福祉法人七野会|こぶしの里 サテライト今宮」は、ユニット型の特別養護老人ホームと認知症対応型デイサービス、高齢者の住まい、配食サービスを備えた、高齢者のための施設です。

今年の学生さんは特別支援学校などの教職を目指す人が多くて、高齢分野には興味薄かと思っていたのですが、そんなことはなく。施設長の中尾さんのお話に惹き付けられました。

「介護の仕事をしていて良かったと思うことはなんですか?」との質問に、中尾さんは、90歳を超えるおばあちゃんと面会にきた孫息子のやりとりを例に出して、「他の仕事をしていたら知ることさえなかった、利用者さんやその家族の人生の大切な場面に立ち会えることができる。本当にいい仕事です。」とおっしゃっていました。

私たちはみんな、喜びや悲しみや切なさや色んな感情の中で生きていて。

その色んなことを受け止めて寄り添っていく福祉の仕事。

すごいな、と思います。感動的でした。