施設づくり」カテゴリーアーカイブ

のいちご保育室1年点検

榎田基明

竣工して1年経った、のいちご保育室の点検にうかがいました。

のいちご保育室は、京都市が待機児童解消で進める家庭的保育事業の保育室としてスタートしましたが、今年度からは地域型保育事業A型に変わり、定員が5人から9人に増えました。大人数の本園とはまた違った、まるで家のような雰囲気の中、2歳までの小さな子たちがゆっくり過ごしています。

家では全然野菜を食べなかった子が食べられるようになったとか、布団でお昼寝できなかった子が、みんなとお布団で寝られるようになったとか、そんなお話もお聞きしました。

小さな子が、リラックスして挑戦できる、育ちあえる、すてきな保育室ですね。

写真:のいちご保育室

それにしてもかわいい!つい数年前は我が子もこんなおちびさんだったはずですが・・・忘れてしまってます。

「咲あん上京」既存解体工事が続いています

榎田基明

引き続き、旧建物の地階を解体しています。

写真:「咲あん上京」既存解体工事の様子

大きなコンクリートの塊は、ショベルカーの先端にブレーカーを取り付けて砕きながら、埃が舞わないよう水をかけながら取り出しています。工事が進むにつれて、さらに大きな塊が出てきて難航しています。解体工事は騒音振動が伴うので、できるだけ早く安全に進んでもらいたいところです。

写真:「咲あん上京」既存解体工事の様子

今日は、お隣の釘抜き地蔵さんの月一回の「地蔵しるこ」の日です。ご住職の法話があり、おしるこが振る舞われます。地蔵しるこの間、工事はストップして静かにします。

「咲あん上京」着工しました

榎田基明

サービス付高齢者向け住宅「咲あん上京」の新築工事が始まりました。

写真:旧上京病院の地下部分の解体作業 写真:旧上京病院の地下部分の解体作業

まずは、地中に残る旧病院の地下部分を解体していきます。この敷地に建っていたのは、戦後1954年から60年近く、地域に根づき地域医療を支えてきた上京病院です。

新しい建物は来年の1月に竣工予定です。地域の高齢者の住まい、地域の人たちの居場所になります。

60年前に作られた部分、その後増築された部分など、古い図面も残っていないので解体工事は想定で進んでいます。思いのほか厚いコンクリートスラブの塊が出てきました。

「咲あん上京」地鎮祭

榎田基明

写真:「咲あん上京」地鎮祭

1年がかりで、コンペ、計画、設計と進めてきたサービス付高齢者向け住宅「咲あん上京」の新築工事がいよいよ着工します。

シェアオフィス仲間のもえぎ設計さんとの共同設計・監理です。

鉄骨造6階建て、1階はカフェや地域交流のためのスペース、2階以上に40戸の住まいが入ります。

写真:「咲あん上京」地鎮祭

今日の天気は春の雨。テントにしとしとと雨があたる中でしたが、法人さんはじめ、友の会の方々も参列いただいて、大勢で着工を祝うことができました。