榎田基明




榎田基明
榎田基明
とうとう地中の既存解体工事が終わりました!
次々に現れる見えない難関からやっと開放されました。
これからは図面に沿った工事です。工事の遅れを取り戻すべく、きっと着々と進みます!
今日は道路境界に沿って地中にコンクリートを打って、道路面を崩さないように壁を作っています。
そして明日からは地盤改良工事です。
建物を支えるために、地中の硬い支持層にむけて柱状に土を固めていきます。
榎田基明
予定では、今週から杭工事に入ることになっていましたが、地中の既存解体が続いています。
敷地の南東角は前面道路と隣地通路に接していて、その間際の解体を残すのみ、なのですが…
隣地通路を崩すことのないよう、山留めを作り、周囲の地盤面を掘り下げながら迫って行き、もうこれで完了かと思っていたところ、またコンクリートの床版らしきものが出てきました。
次々と大きな難関が現れます。ユンボを駆使して、こんなに難しい解体工事をされる監督や職人さんたちはほんとにすごいです。
これは大割と呼ばれるアタッチメントで、コンクリートの塊を砕くのに使われます。
コンクリートから鉄筋やH鋼が外されて山のように積み上げられています。
コンクリート躯体を砕く大きな音と振動が続いています。近隣の方々には長い間我慢していただいている状況です。なんとか、これ以上現れないように祈るばかりです。
榎田基明
去年の11月にミセノマ企画で開催した「すまいと陶」。普段は食器を主に製作している私の弟が、建築と陶芸の関わりをテーマに展示しました。榎田基明
南側の隣地境界近くの地中から出現したH鋼とコンクリートの土留め壁。なかなか簡単には解体できません。土留め壁の向こう側は水やガラが多く埋まっており、無理に解体すると境界の向こう側の地面が崩れ落ちます。
施工会社の藤木工務店さんが、いろいろと工法を探ってくれて、仮設の山留め壁を埋込みながら、解体していく工法を採用しました。
この緑色の構造体で土が崩れてくるのを防ぎながら解体を進めます。これは、道路の下の配管工事なんかをするときに使う工法だそうです。
しかし、この工法でも全て撤去することはできず…今は状況を確認しながら、コンクリートの土留め壁を新設しながら、慎重に解体を進めています。工法を探ったり、杭や基礎設計内容を変更したりして、地中の難関をなんとかやっつけ、かわしています。
地下の解体工事は、今週でほぼ終了予定。来週からは杭工事に入ります。