投稿者「榎田基明」のアーカイブ

ルーテル賀茂川教会牧師館 完成見学会

榎田基明

写真:ルーテル賀茂川教会牧師館とルーテル賀茂川教会

烏丸北大路の北に佇む、赤い屋根のルーテル賀茂川教会は、60年前にヴォーリス建築事務所の設計により建てられました。賀茂川教会と並んで建つ平屋の小さな牧師館は、牧師さんご家族の住まいです。

この牧師館の老朽化に伴い、昨年から計画を進めてきた改修工事が、このたび完成しました。今回、教会の方々のご厚意により、完成見学会をさせて頂くことになりました。この日は特別に、大切に使ってこられた教会献堂も併せて見学していただけます。ご興味のおありの方は是非おこし下さい。お待ちしています。

ミセノマ企画第6回「住まいと陶」が始まりました

榎田基明

写真:会場外観

開催中はいつもの打合せスペースがギャラリーに変わります。

ミセノマ企画では、設設事務所をもっと身近に感じてもらえるように、地域にひらいて、シェアオフィスの中にも入ってもえるようにしています。

今回は京都市在住の陶芸作家、山下透(実は丹原の弟です)の作品です。
普段使いの食器の他に、タイルや手洗いボウル、スイッチプレートなど、建築に関わるものを並べています。
気に入った、手作りのものがしつらえられると空間が楽しくなりそう、そんなふうに感じてもらえるといいな、と思います。

弟とは、これまでも表札や洗面所のタイルなど何度かコラボしてきています。私たちシェアオフィスの表札も。

写真:会場内の様子

会期は11月20日(木)までです。ご都合よければ是非お越しください。お待ちしてます!

町家シェアオフィス「ミセノマ企画第6回」 住まいと陶

「牧師さんの家」

榎田基明

写真:改修工事の様子

教会に隣接して建つ牧師さんの家。11月末の完成に向けて改修工事が進んでいます。
既存の平屋建物の原型を活かしながら、耐震補強と暮らしやすさを兼ね備えた住まいに変わります。

今日は週に一度の現場定例会議。牧師さんご夫婦も参加されて、現場の進み具合を確認していきます。

改修工事は、既存を解体してみてから現場で考えることがたくさんあります。建て主さんと工務店さん、設計者の3者が現場で寄って相談することで、知恵やアイデアを出し合って、さらにいい建物になっていきます。住む人、使う人それに作る人達もみんなで「いいな」と思える空間を作っていきたいです。

「壬生の家」着工しました

榎田基明

春から計画を進めていた、築約80年の京町家の改修工事が着工しました。

写真:改修工事の様子

近年、改修してギャラリーとして利用されていたので、構造を大きくさわってありました。今度はまた、ご夫婦2人の住まいとして使われます。
元の京町家の構造にできるだけ戻して、建物に無理がかからないようにします。
その上で、足元がずれないよう、構造体が外れることがないように補強していきます。
強固に固め過ぎるのではなく、弱い接点をたくさん作って支える、という方法です。

80年の歳月を生きてきた京町家を、これからも安全に楽しみながら暮らせるように、建て主さん、工務店さんと一緒に力を出し合って作っていきます。

秋の恵み

榎田基明

今春に完成した京丹波の大きな民家の改修工事。

写真:旧質美小学校の木造校舎を活用した質美笑楽講

建て主さんが収穫された新米を今年も頂きに行きました。
玄米の30キロ。うちの子たちは去年頂いて以来、このお米のファンなのです。この頃お米の消費ペースが上がってきた我が家。すぐ無くなりそう。

夏野菜の最終分と栗をおまけに頂いて、涼しい秋の空気を吸いながらコスモスの中、ドライブしました。

少し遠回りして、質美笑楽講へ。
ここでは休校になった旧質美小学校の木造校舎を活用して、絵本屋さんやカフェ、レストランが運営されているのです。

写真:芝栗と玄米ご飯

いつも読んでる大好きな絵本を見つけて、古い教室に座り込んで、絵本に浸りました。
レストランの石窯のピザも絶品。
お米が無くなったらまた行きまーす。

Fさんに教えていただいた芝栗の食べ方。
紙封筒に入れてレンジでチン。手で皮をむいて食べられます。