榎田基明
サービス付高齢者向け住宅「咲あん上京」。設計図は完成していますが、工事はまだまだこれからです。 建て主の京都保健会さんと施工者の藤木工務店さん、もえぎ設計+Fuu空間計画の設計チームで、事例見学に行ってきました。 西淀川に今月オープンした「フラワーひめじま」というところで、ここも同じサービス付高齢者向け住宅です。 「フラワーひめじま」「咲あん上京」は、建て主さん同士は民医連つながり、設計者もよく知った仲の事務所なので、とても身近な感じです。
オープンしたてでまだ本格稼働していなかったのですが、建て主さんたちと設計者がたくさん話して作り上げた建物だということがいっぱいに感じ取れました。
まちに開かれた前庭、そこから繋がるデッキとカフェスペース。住む人達が様々に過ごせる多様な空間。このあたりは「咲あん上京」と重なります。
大阪と京都の違い、使用する材料やデザインの違いなどがあるので、見た感じは違う建物になりますが、近い雰囲気もありそうです。
たくさん参考にさせていただきます。
ありがとうございました。 
地中に埋め込んだ地盤改良杭の上にコンクリート基礎を作るために、敷地全体の土を掘り起こしていきます。掘り起こした土は場外の土砂引き取り場へ運ぶため、10tトラックがこの鉄板の上を通って出入りしています。全ての土の搬出を終わるのに一週間ほど。
今までは地上の変化がありませんでしたが、これからはいよいよ変化が始まります。
