榎田基明
押し絵は、布細工による貼り絵で、布の質感や綿入れのふくらみにより、レリーフのような立体感が生まれます。
平安時代、宮中女官たちの趣味としてはじまり、江戸時代には、歌舞伎や人形浄瑠璃の役者を題材とした押し絵羽子板が庶民の間に広がりました。日本の伝統文化が廃れるなか、押し絵の技法を受け継ぐ作家は現代的な図柄や作品にも挑戦しています。
桃の節句のひととき、和の伝統技法をお楽しみ下さい。作品の販売も行います。
- 2018年3月1日(木曜日)~4日(日曜日)
- 11時~17時
- 会場:町家シェアオフィス
※この企画は第3回「千両ヶ辻 ひな祭り 桃の節句の彩り」に参加しています。