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事務所のお気に入りの場所

丹原あかね

私たちは、京都西陣のまちなかに建つ元生糸問屋さんの町家をシェアオフィスとして使わせてもらっています。
1階にもえぎ設計とJ’satelier、2階に私たちFuu空間計画が居ます。
一緒に仕事をしたり、まちづくり活動をしたり、お昼ごはんを食べたり、ラジオ体操をしたり、関わりながら日々過ごしています。

この町家シェアオフィスの建物のお気に入り場所を紹介してみようと思います。

写真:事務所の床の間全景

2階の南の窓辺の踏込床。
竹や栗、こぶしなど色々な樹種の木材が使われた丁寧で華奢なつくりです。大工さんや植木やさんによると、こんなに細く一定の太さのものはなかなか探せないとか。作った方たちがあれこれと相談しながら楽しんで作られたのが伝わってきます。

写真:勾配の竿縁天井見上げ

勾配の竿縁天井。
パソコンとにらみ合っていて、ふと顔を上げると、この床の間と天井が見えるのです。

「咲あん上京」消防の中間検査

丹原あかね

消防署による中間検査がありました。耐火壁やスプリンクラーの施工状況を確認されます。
こうしていくつもの検査を受けて合格しながら工事は進みます。

写真:消防の検査中

鉄骨の柱梁には耐火材、外壁には断熱材の吹き付けがされています。

屋上では、防水工事の最中。
アスファルトのシートを二重に敷き、断熱材を置いてその上をコンクリートで押さえます。外断熱です。

写真:断熱工事が進む屋上

各階の西南角に配置している共同リビングは、とってもいい場所になりそう。 京都市内を取り囲む、西山が連なって望めます。

写真:眺めのいいリビングになる予定

柱梁や外壁などの躯体工事が完了して、内装工事に突入しています。
工期がおしているので、大きな音のしない内装工事は近隣の方々の了解を頂いて、残業体制に入ります。 日祝祭日も工事ですが、それでやっと来年1月後半の完成予定です。

週1回の工程会議も大詰めをむかえ、毎回5時間(!)ぶっ通しです。
お腹が減ってグウグウ鳴らしながらも現場事務所での会議を続け、さらに施工図を山のように預かって帰ってチェックバックです。宿題に追われる受験生のようです。でも建物が一歩一歩に完成に近づいていくのを見るのが嬉しい日々です。

ミセノマ企画「糸と土 三人展」

丹原あかね

町家シェアオフィスの表の間を地域に開こうと続けているミセノマ企画。今回は12回目でした。
ミセノマ企画用の、のれんや立看板のしつらえが整い、いい佇まいになりました。

写真:のれんやポスターで飾ったシェアオフィス玄関

糸紡ぎ、染色、織りまですべてひとり手作業で作り上げる丹波布。作家の中野さんは会場に糸紡ぎ機を持ちこんで、お話の合間にカラカラと紡いでおられました。指先から細く糸が出て撚られていく様子が魔法のようでした。
自然の草木で染められた糸のひとつずつのカラフルさ、それが組み合わさって織られてできあがる布の色合いは感動的でした。

写真:綿花から糸を紡ぐ中野さん 写真:中野千代さんの丹波織

幾重にも重ねた陶土を削って現れる模様がかわいい、田口香奈江さんの器。

写真:田口香奈江さんの陶芸作品

松岡由紀さんの陶芸作品ユニークな世界のキャラクターたち。見ているうちにどんどん愛着がわきました。

写真:松岡由紀さんの陶芸作品

楽しんで愛情を注いで作られていることが、たくさん伝わってくる素敵な展覧会でした。
また来年もあるかも。楽しみにしてます。

「咲あん上京」軌道にのってます

丹原あかね

工事資材を現場に搬入するために、工事用エレベーターが設置されています。ボードや機材などがエレベーターに載せられて、2~6階の各階に運ばれていきます。

写真:工事用のエレベーター

1階から順々に工事が進んでいくので、階段を上がるごとに工事が進んだ様子を見ることができます。
2階の廊下では天井付のエアコン取付中。水を流すドレンの勾配を測りながら支持金物を固定しています。

写真:廊下の天井にエアコン設置工事中 写真:庇になる鉄骨下地

西側ベランダの庇です。ここは鋼板で葺きます。
細部も着々と進んでいます。

「咲あん上京」各階それぞれに

丹原あかね

壁工事は1階から始まり、順に上階へと進んでいきます。

外壁、内壁間仕切りとも取り付いた1階はアルミサッシの枠が入り始めています。部屋の大きさや窓からの眺めが分かるようになってきました。

写真:1階はサッシの枠が取り付いています

2、3階は内部間仕切り壁を立てている途中。住戸のフロアの廊下です。

写真:廊下の壁が建ち始めました

5階はこれから外壁工事。外壁材のALC板が、工事用のエレベーターで搬入されて積まれています。

写真:5階はこれから外壁を張る工事。ALC板が搬入されています。

たくさんの職種の大勢の職人さんが同時進行でかかるので、私たちが現場にいる間にもどんどん形ができていきます。